元々2回やるつもりだった?ボクシング村田選手判定負け

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見ていた方は特に、結果にがっかりした人も多いと思います。それは、負けたからではなく判定結果に残念って意味です。ニュースなどでは「不可解な判定負け」などと書かれていますが、試合を見ていた多くの人は村田選手が勝ちを予想していたと思います。

実際にテレビで試合を見ていた私も、結果の発表がされたときには、え?なんで?・・(´・ω・`)キョトンって感じでした。

 

試合後の会見での村田選手は直接言葉にはしなかったものの、オリンピックで金メダルを取った時はなんとなく勝ったなって気がしてた。今回も同じ気持ちだったと言っていました。これまでの戦歴が12戦無敗9KO待ちに待った世界タイトル戦でこのような結果に、相当悔しい思いをしているでしょう。その気持ちが顔にすごく出ていました。

 

実際の判定結果はこちらです→110-117、116-111、115-112の2-1で負けています。▼ボクシングの採点基準です。今回は最終12Rまで行いました。

  • 互角→10対10
  • 一方が勝っている→10対9
  • 一度のダウンやこれに近いグロッキー状態(パンチを受けてふらふら)→10対8
  • 2度のダウンやko寸前→10対7
  • 3度のダウン→10対6

WBAのメンドーサ会長も自己で採点をしていたようで117-110で村田が勝っていたと、Twitterで発言しています。やはり、今回採点した審判は何かおかしな採点をしたことになります。審判の中には有効打をとる審判と手数をとる審判とがいますが、明らかに試合の主導権を握っていたのは村田選手で誰が見てもどちらが優勢でどちらが劣勢かの見分けはついたと思います。さらに一度4Rにダウンを奪っています。

 

海外のメディアもこの件を報じていて、村田選手は試合に勝って、勝負にも勝った。だが、WBAに負けたなどともってまわった言い方で伝えています。

WBAのメンドーサ会長はWBAの公式ホームページを通しても再戦を示唆しています。おそらくですが、全然ありえると思います。

 

2006年8月亀田選手とファン・ランダエダ選手の試合がありました。テレビで試合を見ていた方もいるのでは?視聴率が42.4%(関東)ありましたから(驚)当時、ものすごい人気でしたもんね。

試合の結果は亀田選手が判定勝ちしたのですが、メディアでは露骨に八百長疑惑なんて報道されてました。試合を見ていた観客も判定に当惑してましたからね。そういった中でWBAの裁量で2006年12月に再選が決まりました。因みに結果は亀田選手3-0で判定勝ち。この風潮だと早ければ8月くらいに再戦が行われるかもです。あくまで”かも”ですが。。でも悔しいですよね。たとえ再選したとしても今回の試合の結果は敗戦。取り消しは出来ないのですから。

村田選手には気持ちを切り替えて頑張ってほしいです。このミドル級の階級自体も日本人には無理と言われていて、歴代で世界王者は竹原さんだけです。アマチュアで世界一、プロでも世界一をとって欲しいですね。