ドル円はボラティリティの上昇を期待

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昨日、米と英は休場でした。ドルは若干弱く111円を何度も下回って動いています。今夜から米の指標も出てくるので、なるだけ動いてくれることを期待します。

ユーロは弱い動きとなっていました。ギリシャが7月の債券見送りを検討しているとの報道、イタリアが秋にも選挙実施の公算が高いとの見方から嫌気し下げています。イタリアの総選挙では、反ユーロを掲げる五つ星運動が政権を取る可能性があり政治リスクとしてみています。またイギリスの総選挙が来週に控えています。

現在ユーロは昨日下げた分を戻しつつあるようです。

本日も取引頑張りましょう。

 

 

 

本日の予定

5月30日 21:00 ドイツ 独5月消費者物価指数・速報値
5月30日 21:30 米国 米4月個人所得
5月30日 21:30 米国 米4月個人消費支出
5月30日 21:30 米国 米4月コアPCEデフレーター
5月30日 21:30 カナダ 加1-3月期経常収支 120.0億加ドルの赤字
5月30日 22:00 米国 米3月S&P/ケースシラー住宅価格指数
5月30日 23:00 米国 米5月消費者信頼感指数
5月30日 23:30 米国 米5月ダラス連銀製造業活動指数 -
5月31日 2:00 米国 ブレイナードFRB理事、講演

本日NY市場、ロンドン市場はお休み 様子見ムード

本日NY市場、ロンドン市場はお休みです。ドル円は110円前半をウロウロしており値幅は限定的です。今週末には、雇用統計が控えていて週の中頃から動いてきそうです。市場では6月のFOMCの利上げは相当織り込まれているようですが、直近の指標があまりに悪いと据え置きの結果の可能性も十分ありえますので、指標は要チェックしていきます。

 

市場では無反応でしたが昨日、また北朝鮮がミサイルを発射したようですね。北朝鮮はこれで3週連続でミサイルの発射実験を行っています。前日には、米が新たに空母を太平洋の北西部に派遣すると発表しています。いよいよ米が北朝鮮に軍事攻撃を仕掛けるのでしょうか?

おそらくですが、トランプ氏がG7で思うような成果が得られなかったからもう一隻追加した、そんな気がします。これで、下げている支持率を上げることが出来るかは分かりませんが、何もしないよりはマシと判断したのでしょう。

実際にトランプ氏の支持率はロシア疑惑などの件でぐんぐん下がり現在では約40%とも言われています。支持率回復の為なら打開政策として、北朝鮮に軍事攻撃に出ることは十分考えられます。

ですが、韓国や日本に住んでるアメリカ人に避難の勧告は現在出ていないです。テレビや新聞などにも報道されていないので今のところは米から仕掛けることは無いようです。空母も相当な維持費が掛かりますので米もそう長引かせたくはないと思います。いずれも市場では、米が北朝鮮へミサイルを撃ち込むとか、核開発の証拠など大きな問題にならない限り反応は無いようです。

本日も取引がんばりましょう。

昨日NYダウ6日続伸、原油は急落

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米株はとても強い地合いが続いています。S&Pは史上最高値を更新。原油の急落にも負けていません。昨日行われたOPECの総会では、減産措置を9カ月の延長に合意しましたがWTI原油は5%近く下落しました。市場の考える予想以上の結果ではなかった為、期待で買われていた分売られてしまいました。

昨日のドル円は111円台後半で推移していましたが、現在は110円台に突入しています。ダラス連銀総裁がFRBが年内利上げ2回の想定と発言や、サンフランシスコ連銀総裁の今年3回の利上げが適切とのハト派な発言からも昨日同様ドルの上値は重そうです。

市場ではユーロについてECBの量的緩和終了のめどとしている今年末を強く意識しているので、ドルが弱い現在は買っていきやすいです。ですが、イタリアなどの財政赤字不良債権に苦しんでいる国も多くユーロ全体の失業率もまだ2桁台です。しかし、来月の政策委でECBのメンバーが緩和縮小を行う前に論拠の展開を開始すると発言していおり、市場ではフォワードガイダンスの変更もありえるとしています。

ユーロ円の昨日高値は先週の高値とほぼ同値ではじかれています。124円前半で拾えたらと思っています。

本日も取引頑張りましょう!

 

本日の予定

5月26日 21:30 米国 米1-3月期GDP・改定値(前期比年率)
5月26日 21:30 米国 米1-3月期個人消費・改定値(前期比年率) - 
5月26日 21:30 米国 米1-3月期GDPデフレーター・改定値(前期比年率
5月26日 21:30 米国 米1-3月期コアPCEデフレーター・改定値(前期比年率)
5月26日 21:30 米国 米4月耐久財受注 
5月26日 21:30 米国 米4月耐久財受注(除輸送用機器) 
5月26日 23:00 米国 米5月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 

FOMC議事録の内容はハト派、本日もダウは続伸か

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ダウは昨日もプラスで終えてこれで、5日連続続伸となかなか強いです。昨日発表の米中古住宅販売件数は結果557万件(予想565万件)と予想以上に悪い結果でした。

FOMCの議事要旨でも「経済指標の弱含みが一時的とするだけの証拠が得られるまで利上げは待つべきだとの考えで一致した」などと経済指標の数字の悪さに懸念を示しています。

投資家はこの内容をうけて、年4回の利上げの可能性も?と思っていたものがやっぱ利上げは年3回か、と期待が下がってしまいました。6月の利上げはほぼ示されていますが、こうしたFRBの姿勢では今後ドルは上げづらいかもしれません。

 

ですので今週も好調なユーロ円を取引したいと思います。このまま順調に上がってくれれば良いのですが。。先週は125円後半で上げれず戻しています。押し目を狙ってあせらず取引したいと思います。

本日も頑張りましょう。

 

本日の予定

5月25日 21:30 米国 米新規失業保険申請件数 23.8万件 23.2万件
5月25日 21:30 米国 米4月卸売在庫・速報値 - 0.20%
5月25日 21:45 ユーロ圏 ユンケル欧州委員長、マクロン仏大統領、会談
5月25日 23:00 米国 ブレイナードFRB理事、討論会に参加
5月26日 2:00 米国 米7年債入札(280億ドル)
5月26日 2:00 ユーロ圏 コンスタンシオECB副総裁、講演
5月26日 6:20 カナダ ルダック・カナダ中銀副総裁、講演

米6月の利上げ見通しはどうなる?市場の見方は?

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昨日トランプ政権は予算教書を議会に提出しました。内容は楽観的過ぎるとの意見もありますが、一応数字が出されたことを受けて米株は4日続伸しています。米金利も上がりドルが買われました。

 

米メディアでは連日、ロシアとの疑惑を巡る報道がされていますが市場では関心度が薄れているようです。最悪トランプ大統領が下院に弾劾を訴追されたとしてもドルが買われるかもしれませんね。市場の関心はやはり来月のFOMCにあるようです。本日はFOMC議事録が公表されます。バランスシートがいつどのように縮小されるかに関しての言及、または重要なヒントが出されればドルが買われる要因になります。本日も米株がプラスで強気の相場でしたら一段とドルが買われるかもしれません。

その他本日のイベントはドラギECB総裁の講演に注目です。

 

北朝鮮関連ですが、中国は現在も北朝鮮にミサイル発射や核開発を巡る問題について対話を訴えています。先週のミサイル発射に国連安保理も会合を開催したようですが制裁強化については進展はなさそうです。

 


5月24日 21:45 ユーロ圏 ドラギECB総裁、講演
5月24日 22:00 米国 米3月住宅価格指数 - 0.80%
5月24日 23:00 カナダ カナダ銀行(BOC)政策金利発表 0.50%に据え置き 0.50%に据え置き
5月24日 23:00 米国 米4月中古住宅販売件数 565万件 571万件
5月24日 23:30 米国 米週間原油在庫 - -175.3万バレル
5月25日 0:30 米国 米2年物インフレ連動債入札(130億ドル)※リオープン
5月25日 2:00 米国 米5年債入札(340億ドル)
5月25日 3:00 米国 米連邦公開市場委員会FOMC)議事録公表(5月2-3日開催分)
5月25日 7:00 米国 カプラン米ダラス連銀総裁、講演

独メルケル首相「ユーロは弱すぎる」発言→ユーロ高

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昨日発表の米予算教書の内容で目立った材料はありませんでした。前回の発表通り、国防費を1割増額する代わりにその他から費用を捻出する予定。社会保障などの低所得者向けの医療制度の支出削減などについては議会と激しく対立しているようです。

 

昨日のダウは89ドル高で終えています。トランプ大統領がサウジアラビアに武器を売ったことで防衛関連が買われていました。株価は先週の急落分をほとんど戻しています。

 

独のメルケル首相ですが昨日の会見で、「ユーロは弱すぎる」と発言したことでユーロが一段と買われました。ほぼ、9月の大統領選では4期目が確定していると言われています。ですので発言の威力も違ってきますね。先ほど17:00に発表された独ifo景況感指数が予想より良い結果となっています。ユーロドルは前日高値を抜けられるか、ユーロ円は落ちてきたら拾っておこうと思います。

本日も取引がんましょう。

 

 

本日の指標です

5月23日 21:30 カナダ 加3月卸売売上高 -1.00% -0.20%
5月23日 22:00 米国 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、会見
5月23日 22:45 米国 米5月マークイット総合PMI・速報値 - 53.2
5月23日 22:45 米国 米5月マークイット製造業PMI・速報値 53 52.8
5月23日 22:45 米国 米5月マークイットサービス業PMI・速報値 53.1 53.1
5月23日 23:00 米国 米4月新築住宅販売件数 61.0万件 62.1万件
5月23日 23:00 米国 米5月リッチモンド連銀製造業指数 - 20
5月24日 0:00 ユーロ圏 クーレECB理事、討論会に参加
5月24日 2:00 日本 2年債入札(260億ドル)
5月24日 4:00 米国 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
5月24日 6:00 米国 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演

ドル円上値重い、ロシアゲート北朝鮮ミサイル発射が影響か

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日経平均は+87円高で取引を終えています。21日に北朝鮮がミサイル発射実験を行いましたが、市場の反応はほとんどありませんでした。もう慣れてしまったのか、”あ、またか”という印象です。

先週にトランプ大統領の弾劾ですとか、ロシアゲートと言われていました。今までの議会との関係の悪化など政治停滞も含め、今後の指標にどう影響するか投資家は見ていると思います。景気刺激対策などの実施時期は17年内から後ずれするとも言われています。経済指標も注意しながら見ていきたいと思います。

 

取引ですが、ドル円は上値が重く取引しづらい印象です。明日、発表される米予算教書ですが、前回発表されなかった減税やインフラ投資についてのきちんとした数字が発表されれば少し好感されるかもしれません。ユーロなんかとくに材料はなさそうですがユーロ円、ユーロドルをやろうかと思っています。ユーロドルなんかは上げたら押し目を狙って差益を取れたらと思います。

本日も取引頑張りましょう!

 

本日の予定です。

5月22日 19:30 ユーロ圏 フェルホフスタット欧州自由民主同盟、講演
5月22日 21:30 米国 米4月シカゴ連銀全米活動指数 - 0.08
5月22日 22:00 ユーロ圏 マルムストローム欧州委員、講演
5月22日 23:00 米国 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
5月22日 23:30 米国 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
5月23日 2:30 オーストラリア デベルRBA総裁補佐、講演
5月23日 米国 米予算教書
5月23日 8:30 米国 ブレイナードFRB理事、講演